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2026年4月開催「SusHi Tech Tokyo 2026」「Hack the Future」イベントレポート
15.06.2026
EventReport

2026年4月開催「SusHi Tech Tokyo 2026」「Hack the Future」イベントレポート

Shibuya Startup Support(以下、SSS)は、2026年4月27日(月)から29日(水・祝)までの3日間、東京ビッグサイトにて開催されたアジア最大級のグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2026」に参加しました。

今年は、SSSが支援するスタートアップによるピッチ登壇やパネルセッションへの参加、ブース出展に加え、4月28日にはSusHi Tech Tokyo 2026の公式パートナーイベントとして、渋谷区および一般社団法人渋谷国際都市共創機構主催のサイドイベント「Hack the Future」を開催しました。会期を通じて、渋谷区のスタートアップエコシステムとしての取り組みや、国内外のスタートアップとの連携を広く発信する機会となりました。

SusHi Tech Tokyo 2026 概要

「SusHi Tech Tokyo(Sustainable High City Tech Tokyo)」は、世界が直面するさまざまな社会課題に対し、テクノロジーや新たなアイデアを通じて解決策を生み出し、社会・経済的インパクトの大きいオープンイノベーションの創出を目指す国際カンファレンスです。

「Sustainable(持続可能)な都市をHigh Technology(高い技術力)で実現する」というミッションを掲げる本イベントは、今年で4回目の開催となり、過去最大規模で実施されました。国内外から多くのスタートアップ、投資家、大企業、自治体、研究機関などが参加し、東京からグローバルへ向けたイノベーション創出の場として大きな注目を集めました。

開幕初日の4月27日には、「スペシャルキーノート ―変革と成長を牽引するスタートアップへの期待―」と題したセッションが開催されました。東京都知事の小池百合子氏に加え、特別ゲストとして高市早苗内閣総理大臣も登壇し、国と東京都が連携しながらスタートアップ政策を推進していく姿勢が、国内外の参加者に強く印象づけられる場面となりました。

(写真:渋谷区)

パネルセッション:「外国人起業家が語る、日本の“本当のところ”」

SusHi Tech Tokyo 2026の会期中、SSSは「日本でスタートアップを立ち上げるリアル」をテーマとしたパネルセッションを実施し、立ち見が出るほど多くの来場者を惹きつけました。

(写真:渋谷区)

セッションでは、「期待と現実」「エコシステムと資金調達」「ビジネス文化への適応」を中心テーマに、日本市場で実際に事業を展開している海外創業者たちが、自らの経験をもとにリアルな声を共有しました。

登壇したekei labsのファウンダーであるBilal Kharouni氏と、LogisticalのShakhboz Khayrilloev氏からは、日本国内のアクセラレータープログラムへの参加が、顧客獲得やネットワーク形成、資金調達の両面において有効だったという経験が紹介されました。

一方で、日本のVCによる投資判断には比較的時間を要するケースが多いことや、信頼関係を重視する日本独自のビジネス文化への適応に難しさを感じたことについても率直な意見が共有されました。

また、日本市場で事業を推進するうえでは、文化的背景や商習慣を理解する日本人メンバーをチームに加えることが、事業推進やコミュニケーションの面で大きな助けになるという点についても議論が行われました。

セッション全体を通じて、「日本市場は決して容易ではないが、適切にナビゲートすることで大きな成長機会を得ることができる」という、実践的かつリアリティのあるメッセージが共有されました。

SSSスタートアップによるピッチ・セッション登壇

SusHi Tech Tokyo 2026の会期中、SSSに関わるスタートアップ各社がピッチセッションやステージ登壇を通じて発信の機会を持ちました。

SolarDuckのファウンダーであるOlaf de Swart氏はCIC Japan主催の「Japan Regional Reverse Pitch & Global Startup Showcase」に登壇し、クリーンテック分野の取り組みを国際的な舞台で紹介しました。

(写真:渋谷区)


Parakeetの代表である中村 泰貴氏はJapan Stageのセッション「集まれ!エンタメテック!まちを楽しく便利にする仕掛け人たち」に参加し、エンターテインメントとテクノロジーを掛け合わせた都市体験の可能性を提示しました。

(写真:渋谷区)


iibaからは逢澤 奈菜氏が、Wind Stageで行われたセッション「スタートアップが問い直す、女性の自己実現」に登壇し、ウェルビーイングや意思決定における個人の自己実現について発信しました。


FloraのCEOであるAnna Kreshchenko氏は「Advancing Healthcare with Data and AI」セッションに参加し、データとAIを活用したヘルスケアのアクセシビリティ向上について議論しました。

またSORA Technologyの石川 真理奈氏は「Africa Innovation Frontier」セッションに登壇し、衛星データ・ドローン・AIを活用したケニアでのマラリア予防への取り組みを紹介しました。

クライメートテック、エンターテインメントテック、フェムテック、グローバルヘルスなど、多様な分野のスタートアップが、それぞれの視点から社会課題に向き合い、新たなイノベーションを発信する機会となりました。

SSSによるブース出展

SSSは、より多くの起業家やスタートアップ関係者にプログラムを知っていただくため、会場内にブースを出展しました。

(写真:渋谷区)

ブースには、日本進出を検討する海外スタートアップや投資家、自治体関係者など、多くの来場者が立ち寄り、日本のスタートアップエコシステムや渋谷区のスタートアップ支援制度について情報提供を行いました。

また、SSSの支援するスタートアップとして全9社がブース出展を実施し、それぞれのプロダクトやソリューションを国内外の来場者へ直接紹介し、新たな事業連携やクライアントとの接点創出につながる機会となりました。

国内外のスタートアップ関係者、投資家、大企業担当者が行き交う会場において、直接コミュニケーションを取りながら事業を紹介できることは、オンラインでは得られない貴重な機会となりました。

SusHi Tech Tokyoのような大規模な国際カンファレンスへの参加は、グローバルなネットワーク構築や、新たな協業先との接点を生み出す場として大きな意義を持つことを改めて実感しました。

公式サイドイベント「Hack the Future」開催

4月28日には、Dragon Gateにて、SSSによるSusHi Tech Tokyo 2026公式サイドイベント「Hack the Future」を開催しました。

(写真:渋谷区)

本イベントでは、「AI時代のインターネットセキュリティ」をテーマに、グローバルで活躍するサイバーセキュリティスタートアップ3社を招いたパネルディスカッションとミートアップを実施。約180名が参加し、会場は終始活気に包まれました。

登壇したのは、KYC領域でユニコーンとなったPersona、Y Combinator出身で決済セキュリティに特化したCorgi Labs、オフェンシブセキュリティを強みとするECQの3社です。

(写真:渋谷区)

パネルディスカッションでは、「AI時代のインターネットセキュリティとスタートアップの挑戦」をテーマに、AIの進化によって変化するセキュリティのあり方や、攻撃・防御双方の視点から見たサイバーセキュリティの課題について議論が交わされました。

また、ECQによるライブデモも実施され、サイバー攻撃と防御の実態を、参加者が臨場感を持って体験できるセッションとなりました。

さらに、本イベントには、UTokyo IPC、OIST、Digital Garage、札幌市、神戸市、横浜市、Third Derivative、Foster Bridge、Bethnal Green Ventures、Carve Startup Labs、Nordic Innovation House Tokyo、ACE Singapore(Action Community for Entrepreneurships)など、多数のコミュニティ・エコシステムパートナーにもご協力いただきました。

国内外のスタートアップ関係者、投資家、エコシステムビルダーが交流する場となり、新たなネットワーク形成や今後の連携可能性についても活発なコミュニケーションが行われました。

まとめ

今年のSusHi Tech Tokyo 2026では、SSSとして、ピッチ登壇、パネルセッション実施、ブース出展、パートナーイベント開催など、多面的な形でイベントへ関与することができました。

SusHi Tech Tokyoは、年々その規模と国際性を拡大しており、日本とグローバルスタートアップエコシステムをつなぐ重要なハブとして、存在感をさらに高めています。

SSSは今後も、SusHi Tech Tokyoをはじめとする国内外の主要イベントへの参加を通じて、渋谷区を拠点とする海外スタートアップの日本市場参入支援と、スタートアップエコシステムの国際的な連携促進に取り組んでまいります。

今後のイベントや取り組みは、ソーシャルメディア等で発信していきますので、ぜひフォローをよろしくお願いいたします。

Shibuya Startup Support:https://www.shibuya-startup-support.jp/ja
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